浜松市中央区の歯医者で可能な限り歯を残す虫歯治療

診療時間:午前8時30分〜12時30分、午後13時45分〜17時45分
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虫歯・根管治療

MEDICAL

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天然の歯を守る
必要最小限の治療
きりんおとなこども歯科では、歯を削る・抜く処置は必要最小限にとどめ、
患者様ご自身の歯をできるだけ長く残すことを大切にしています。
治療後も一人ひとりのお口の状態に合わせた予防ケアを行い、
虫歯や歯周病の再発を防ぎながら、歯の健康寿命を伸ばすサポートを続けます。

虫歯治療において大切なこと

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削る治療は最小限に、
歯を守ることを第一に考えた治療
虫歯を治療すると痛みはなくなりますが、一度削った歯は決して元に戻ることはありません。また、治療を繰り返すたびに歯は少しずつ弱くなり、最終的には歯を失うリスクが高まります。そのため当院では、虫歯にしないための予防ケアを重視し、歯科衛生士が一人ひとりに合わせた予防プログラムを提案・実施します。どうしても治療が必要な場合も、精密な検査と診断のもと、できるだけ削らない・抜かない「MI(Minimal Intervention)治療」を行い、歯を守ることを第一に考えています。

予防歯科について

虫歯について

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虫歯ができる原因とは?
虫歯は「歯の質」「食事で摂る糖分」「お口の中の細菌」の3つの要素に時間の経過が加わることで発生します。歯の表面に磨き残しがあると、そこに歯垢(プラーク)がたまり、細菌が糖分を分解して酸を出し、歯の成分を溶かしていきます。
また虫歯になりやすさは、だ液の力や細菌の量などお口の状態によって一人ひとり異なります。当院では、お口の特徴をふまえて予防方法をご提案し、虫歯になりにくい環境づくりをサポートしています。
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    歯質
    歯質の強さは生まれ持ったもので、人によって異なりますが、歯質が弱い場合でも対策は可能です。よく噛んで唾液の分泌を促し、溶け出した歯を修復する働きを高めることや、フッ化物を利用して歯の再石灰化を助けることで歯質をより強くすることができます。
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    糖分
    食後はお口の中が酸性に傾き、虫歯の原因菌が活発に働く環境になります。特に糖分を多く含む食べ物は酸の発生を助長し、虫歯リスクを高めます。間食の時間を決め、無糖や砂糖控えめのおやつを選ぶことが、虫歯予防に効果的です。
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    細菌
    お口には約400種類の細菌が存在し、バランスが崩れると虫歯や歯周病のリスクが高まります。正しい歯磨きと定期的なクリーニング、フッ化物の活用で清潔な口腔環境を保つことが大切です。

虫歯はこうして進行します

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    CO
    歯の表面が溶け始めた
    虫歯の初期段階
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    C1
    初期の虫歯が進行し
    表面に小さな穴が開く
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    C2
    虫歯が神経に近くなり
    冷たいものがしみる
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    C3
    熱いものがしみ
    ズキズキと痛む
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    残念ながら抜歯に

    C4
    神経が死んでしまい
    痛みを感じなくなる

治療について

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    初期虫歯の場合(CO)…削らず再石灰化を促す
    初期虫歯は歯の表面のエナメル質がわずかに溶け始めた段階です。この段階であれば、フッ素塗布によって溶け出した成分を歯に戻す「再石灰化」が期待でき、歯を削らずに治療できる可能性があります。
    また、歯科医院での定期的なクリーニングや、患者様のお口に合わせた正しい歯磨き指導を組み合わせることで、虫歯の進行を防ぎつつ、新たな虫歯の早期発見・治療にもつなげられます。
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    進行した虫歯の場合(C1,C2)…詰め物・被せ物で補う
    C1(エナメル質まで)やC2(象牙質まで)に進行した虫歯は、再石灰化では治癒できません。その場合、感染した部分を削り、詰め物や被せ物で補う治療が必要です。当院では、保険診療の銀歯から、審美性・耐久性に優れた自由診療の素材まで幅広く取り揃え、患者様の希望やお口の状態に合わせて最適な素材を選択できます。また、歯を削る量を抑えて直接素材を盛り付ける「ダイレクトボンディング」もご提供し、見た目と機能を両立した治療を行っています。

    詰め物・被せ物について

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    進行した虫歯の場合(C3)…歯の根の治療を行う
    虫歯が歯の神経や血管の通る「根管」まで進行すると、激しい痛みや腫れを伴うことがあります。この場合は「根管治療」が必要です。感染した歯髄(神経)を取り除き、根管内を専用器具で丁寧に掃除・消毒した後、充填剤で密閉し、被せ物(クラウン)を装着して治療を完了させます。
    根管治療を行うことで、歯を抜かずに残すことが可能となり、痛みの緩和と再感染予防につながります。
自分の歯と健康を守る
痛みがなくなっても虫歯は
進行しています
虫歯が進行して神経が死ぬと、痛みは一時的に消えます。しかし、これは決して治ったわけではなく、虫歯は進行を続け、神経の根元に細菌や膿が蓄積されます。稀に細菌が体内に入り、全身の健康に影響を及ぼすこともあります。
痛みがなくても放置せず、定期検診で早期発見・早期治療を行い、虫歯の悪化や全身へのリスクを防ぎましょう。